• ダウン症の子供とジブリッシュ
  • Mさん(40代)
言葉が通じないストレスがないから、コミュニケーションがとりやすい!

私の次男はダウン症があり、言葉の発達はゆっくりです。
人の思いがあってもなかなか伝わりにくいことがあって、何度も聞き返して内容が分かったり、何度聞き返しても最後まで分からなかったりすることがあります。
次男はジブリッシュを5歳の時に初めてCD(笑い声袋)で聞いて大爆笑。CDの真似をしてジブリッシュを言い始めました。ジブリッシュは一期一会、出るに任せる自由な表現なので正解も不正解もありません。
自由な表現をお互いに認め合える「まねっこジブリッシュ」は、始めは私の真似ばかりしていましたが、最近は次男が発信し私が真似をするのを楽しむようになってきました。
自由な表現を自ら出し相手の表現を受け入れる、そんな遊びの一つとなっていて、自分の表現をありのままに認められる機会の一つになっています。
これは自己肯定感が上がる遊びだと思います。

また様々な音をジブリッシュで出して楽しむことで、言葉の発達にも繋がっているのではないか、と素人目線ながら感じています。最近では、放課後のデイサービスでも、初めてお目にかかった方にもきちんと自分の思いを伝ることができ、相手にも理解してもらって、楽しくコミュニケーションがとれているため、とても快適に過ごしています。

ジブリッシュを真似する中で、口の周りの動きや舌の使い方などを多様に経験できたことが、言葉の獲得や滑舌に良い影響を与えたのではないかと考えています。
これからも自己肯定感を築く楽しい遊びの一つとして、クリエイティブな表現を楽しむ機会としていろいろな感情に親しみ発散できる環境の一つとして、親子で楽しんでいきたいと思います。